個人事業主が仕事にも使う車。リースと購入を比べるときに確認すること
更新日: 2026年11月1日
仕事と私用の両方で車を使う個人事業主にとって、リースにするか購入にするかは、支払いの形と経費の扱いの両方に関わります。
この記事では、比べるときに確認したいことを整理し、仕事で距離を走る場合の計算例を紹介します。税金の扱いは個別の事情で変わるので、最終的には税理士や税務署に確認してください。
リースと購入、あなたの乗り方だとどっちが得?
走行距離と乗る年数を選ぶだけ。記事を読みながら、この画面のまま比べられます。
リースと購入で、支払いの形はどう違う?
リースは毎月の定額、購入は車の代金をまとめて(またはローンで)払う形です。
支払いの形の違い(一般的な例)
| 項目 | カーリース | 購入 |
|---|---|---|
| 払い方 | 毎月の定額 | 一括、またはローン |
| 税金・自賠責 | 月額に含まれることが多い | 都度払う |
| 車の持ち主 | リース会社 | 自分 |
| 途中で手放す | 原則不可(違約金あり) | 売却できる |
経費の扱いで確認したいこと
仕事で使う車の費用は、使った割合に応じて経費にできる場合があります。ただし、どこまで経費にできるか、どの方法で計上するかは事業の内容や使い方で変わります。
- ✓仕事と私用の使用割合をどう決めるか
- ✓リース料と、購入した場合の減価償却の違い
- ✓燃料代・駐車場代・保険料などの扱い
この記事は経費や税金の扱いを判断するものではありません。具体的な処理は、税理士や税務署に確認してください。
仕事で距離を走る場合の計算例
プリウスを5年・年15,000kmで乗る場合です。リースは月々38,966円(税込・頭金0円・60回・総額約248.8万円・残価約111.8万円・原則中途解約不可・返却時に走行距離や傷の精算あり)です。
トヨタ プリウス(X(ハイブリッド車 2WD))を5年・年15,000kmで乗る場合の目安
| 買い方 | 毎月の支払い | 払う額の合計 | 実質の負担 |
|---|---|---|---|
| 現金一括で購入 | 一括 2,846,200円 | 約328.1万円 | 約216.3万円(最小) |
| ローンで購入 | 52,289円(60回) | 約357.3万円 | 約245.4万円 |
| 残価設定ローン | 37,092円(60回) | 約266.1万円 | 約266.1万円 |
| カーリース | 38,966円(60回) | 約248.8万円 | 約248.8万円 |
走行距離の上限に注意
年15,000kmでは、当サイトの前提の上限を年3,000km超え、返却時の精算の目安は約12万円です。距離が多い人は、上限の高いプランか購入と比べてください。
燃料代の目安は年84,767円です。距離が多いほど、燃費のよい車を選ぶ効果が大きくなります。
税込・頭金なしの目安です。「払う額の合計」は支払い・税金・自賠責・整備費の合計で、燃料代と任意保険・駐車場代は含みません。「実質の負担」は、買った場合に手放すときの売却額の目安を差し引いたものです。前提はサイトの「計算の前提と出典」で公開しています。
どちらが合いやすいか
事業の見通しと、車をどれくらい使うかで考えます。
リースが合いやすい
- ✓支払いを毎月一定にしたい
- ✓税金や車検の手続きをまとめたい
- ✓契約期間は確実に使い続ける
購入が合いやすい
- ✓走行距離が多い
- ✓事業の見通しが変わりやすく、途中で手放すかもしれない
- ✓長く使い続けたい
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よくある質問
Q. リース料は全額経費になりますか?
A. 仕事で使った割合に応じて経費にできる場合がありますが、私用の分は経費になりません。具体的な扱いは税理士や税務署に確認してください。
Q. 法人向けのリースと個人向けのリースは違いますか?
A. 契約者や審査の書類が違うことがあります。個人事業主が申し込める商品かどうかは、リース会社に確認してください。
Q. 仕事で長距離を走る場合、リースは不利ですか?
A. 走行距離の上限を超えると返却時に精算金がかかるので、不利になりやすいです。上限の高いプランや購入と、総額で比べてください。
